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JUAS(日本情報システム・ユーザー協会)セミナーの講師を務めます。
企業会計は親会社の単体会計からグループ会社を包含した連結会計が主流となっています。しかしながら、連結会計は経理業務の中でも特殊な領域で、通常の経理処理とは違った知識や考え方が求められます。
その結果、情報システム部門内に連結会計の担当者を育成できず、全社最適を実現すべき基幹システムの中でも連結会計領域だけが経理部門任せになり、経営管理情報を効率かつ迅速に把握することの阻害要因となっています。
本セミナーでは、経理知識はあるものの連結会計はこれからという方を主な対象に、難解な連結会計を平易な演習を交え、連結会計の基礎知識を学び、経営管理に役立つためのシステム化における留意点をご紹介いたします。
1.連結会計とは何か
-連結決算の必要性
-連結決算の作業ステップ
-決算日と会計方針の統一
-連結範囲の決め方
2.グループ会社の財務諸表の単純合算と外貨換算
-連結パッケージと連結決算スケジュール
-グループ各社の勘定科目体系と財務諸表の単純合算
-会計方針の相違による個別財務諸表の修正
-外貨換算の会計処理と為替換算調整勘定分析
3.内部取引の相殺消去
-取引高と債権債務の相殺消去
-棚卸資産の未実現利益の相殺消去
-固定資産のみ実現利益の相殺消去
-非支配持分の利益按分
-投資と資本の相殺消去
4.持分法
-持分法の適用会社
-原価法/低価法と持分法
-全部連結と持分法
-未実現利益の消去
5.マネジメントアプローチによるセグメント情報への対応
-事業別セグメントと地域別セグメント
-マネジメントアプローチによるセグメント情報管理
-IFRSとの関連(減損会計、売却目的資産、廃止事業)
-財務(制度)連結と管理連結との一元化
6.グループ経営管理における課題
-グループレベルでの組織設定と科目体系
-個別会計と連結会計との位置付け
-グループ共通会計システムの構築上の留意点
-IFRS適用とシステム対応
セミナー詳細 | |
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対象 | 会計システムの開発・保守を担当されるSE、プロマネ 簿記・会計の基礎知識(簿記の仕訳、会計用語、勘定科目の理解)がある方 |
開催日時 | 2017年1月30日(月) 10:00-17:00 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-4-3 ユニゾ堀留町二丁目ビル2階 TEL03-3249-4102 |